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食品業界向けリコールに備えるコラム

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目的成分について

目的成分について

 食品の一括表示内で添加物は重量順に表示しますが、その中で「目的成分」の重量の割合の高いものから表示します。今回のコラムではこの「目的成分」について説明いたします。

 食品表示基準では「目的成分」について下記の通り記載されています。

 食品表示基準Q&A P124(加工-91)
 添加物製剤を使用している加工食品について、添加物製剤を構成する添加物をどのような順序で表示すればよいですか。
 (答)
 目的成分の重量の割合の高いものから順に表示してください。


 例えば、下記の表は洋菓子の配合表の一部分です。添加物製剤の前に「複合原材料」である「りんごシロップ漬け」の例をご覧ください。

 「りんごシロップ漬け」という製品を製造するのに添加物として「酸味料」、「酸化防止剤(V.C)」、「酸化カルシウム」がそれぞれの「目的」で使用されていることが分かりますのでわかりやすいと思います。

 また、添加物製剤だとどうでしょうか?

 

 こちらは、「酸化材製剤」です。「レシチン」、「ポリリン酸ナトリウム」、「リン酸三カルシウム」が乳化剤としての「目的成分」になりますので、製品中配合割合「5.0%」、「0.5%」、「0.05%」を足して、乳化剤は「5.55%」で計算します。

 もう1つ、添加物製剤の例を説明いたします。

 この例では「香料・着色料製剤」となっています。「目的」は商品に「香り(香料)」を付けること、「色を付けること(着色料)」となりますので、目的成分は「香料成分」と「クチナシ黄色素」です。
 重量順を決定するときは「目的成分」の重量の割合が高いものから、「香料・着色料製剤」の一次配合率である「10%」で計算するのではなく、製品中配合割合「0.15%」、「0.1%」でそれぞれ計算することになります。

 「りんごシロップ漬け」、「チーズ用乳化剤製剤」、「香料・着色料製剤」のみで添加物の重量順を決定してみますと添加物欄は以下のようになります。

添加物:乳化剤(5.55%)、酸味料(0.3%)、参加防止剤(V.C)(0.15%)、香料(0.15%)、クチナシ黄色素(0.1%)、乳酸Ca(0.05%)

 「原料規格書」の添加物の部分が「社外秘」で配合率が分からないという場合もありますが、『「食品表示基準」において「目的成分」での計算が必要ですので、「目的成分」の配合率だけでも教えてください。』と仕入先様にお問合せをしていただくと良いかもしれません。

※本コラムは、株式会社ラベルバンク社が執筆したものを一部変更して、転載しております。
原本URL:https://ssl.label-bank.co.jp/blog/foodlabel/201910additive

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